美容師という職業の僕の考え方

2.6.2020

美容師という職業の僕の考え方

haccoの小菅です。

近年、美容室はコンビニの5倍あると言われていて

全国で約30万店舗、美容師人口は約50万人という、飽和状態といっても過言ではない業界です。

そして、成増で僕が認知している美容室の数は合計40件です。

(ネットだけなのでもうちょいあると思います。)

 

僕が、一昨年8月にお店を出してから1年半の間に4件、成増に新しくオープンしました。

 

身近でもここまで変化があると、改めて美容業界ってやっぱり凄まじいな!

って経営者になって肌で感じるようになりました。

 

最近、haccoから徒歩1分圏内に2件美容室がオープンしました。

それを知った僕は、2件とも挨拶に行ってきました。

こんな話をすると周りの人に驚かれるのですが

同業者として、僕がお店をオープンした時の気持ちと勝手に重ね合わせてしまい

ついどんなお店なのか

どんなオーナーさんなのか会いに行きたくなるのです。

 

1人のオーナーさんは挨拶にお邪魔したことに

”とても嬉しかったです”

と喜んでもらい、話をする間に気が合ってLINEを交換する仲に・・・笑)

 

haccoをオープンした頃からも思っているのですが

同じ地域に40件あろうが、美容室は決してライバルとは思っていません。

例え目の前に出来ても

一緒に成増を盛り上げましょうね!

と必ずエールを送ることを心に決めています。

 

さて、ここで本で読んだお話をさせて下さい。

内容は

10年後、現在30万件以上ある美容室の生存率はなんと

約7%と、一桁をきっているとのこと。

またこれも、すごい業界だなと感じさせられましたし

逆にいうならば、今美容室で働いていること、美容室を運営していること自体が、奇跡だ!

とも捉えられます。

今働いていて、この出来事を

奇跡だ!

と毎日思えるのならば、おそらくお店は潰れることはないと思います。

しかし、僕を含めた多くの美容師さんもそんな風に出来ないし

きっと忘れてしまいます。

 

では、なぜそんなに潰れていくんだろう?

と疑問を持ちました。

 

 

僕なりの意見ではありますが、

価格競争に揉まれ、ここじゃないといやだ!

と絶対的にお客様が言える美容室(美容師)が

まだまだ少ないと考えます。

(※大企業は別です。)

 

ビジネス用語ではプロダクトアウトといい

他の業界でも中小企業、個人事業主こそが

常識を打ち破った「個性」を強みにできることは間違いありません。

 

つまり今の時代は、もっともっと個性を前面に出すべきであり

業界を問わず、それこそが大切なことだとマインドセットするべきなのです。

 

特に小さな美容室とは

いい技術をお客様に提供することは勿論、その上で付加価値があること。

付加価値とは店内の空間、サービス

それだけでなく

お客様の要望(言葉にできないニュアンスなど)を美容師側が、しっかりと聞いて受け入れ、表現すること。

最後に1番大事なことは

プラスαで、美容師とお客様の「相性」そのものが、絶対的な価値と呼べるものなんだと思います。

なので、美容師側もそのお客様のことを心の底からずっと来て欲しいと思うし、大好きであることです。

偉そうにいってしまいましたが、

うちもまだまだです。

これからもっと追求し、お客様とのいい関係を築いていきたいと心に刻んでいます。

 

4月からhaccoはカットの値上げに踏みきりました。

僕自身もそうですし、お店の価値をもっともっとあげていきたい気持ちが強くあります。

逆にその気持ちが無いのならば、美容師をする意味は無いと思っています。

 

最近、僕の尊敬する人から衝撃的なお話を聞きました。

それは、接客業の中で、従業員がお客様と接する時間が一番長い職業は、美容師ということを知り驚愕しました。

例えば

カラーカットで2〜3時間

縮毛矯正の方は4〜5時間

他の職業だとエステ、マッサージなどは1時間〜2時間くらいですよね。

 

ちょっと前までは、時間は意識はしていますが

そのぐらいかかるのが当たり前だし、普通くらいに捉えていました。

お客様からいただいている時間は、これくらいが普通だと思えばそうだし

2〜3時間とこんなにもあるんだ!

そんな特別な職業なんだ!

と思うのなら、それがそうなのです。

 

月1回、カラーカットにご来店のお客様は

職場の人や家族を除くと、仲のいい友達よりも

はるかに長い時間会っていることになります。

 

お客様に

ここにくれば、元気になれる!

明日から仕事頑張ろう!

○○さんに早く会いたい!

と思ってもらえたら、美容師は最高にやりがいのある職業です。

 

改めて深い職業だなと思い直しました。

 

考え方次第で、

美容室に来て髪を綺麗にして、リフレッシュした気持ちになれ、心から充実した時間を与えられる、

それと同時に、影響力を与えられる人になれたなら

極論

お客様のことを幸せにでき、大げさにいいますが

人生を変える存在にもなりえるのです。

 

僕の志は、1人でも多くの人に、「小菅さんに会えてよかった」と思ってもらえることです。

 

そんな風に思い描きながらお客様と接しています。

お客様から頂いた時間は、僕にとっても大切な時間なのです。

 

最後に

全ての方に理解してもらおうなんて思っていません。

なぜうちが、プライベート美容室と謳っているのかという1番の理由を

今述べた上で、ご来店のお客様やこれから初めて会う人に

少しでも共感、共鳴していただけたらとっても嬉しく思います。

 

以上が、美容師という職業の僕の考え方でした。

 

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